最新情報

マスクのニオイ

こんにちは。青森市 本田歯科医院 院長の本田です。

7月も下旬となり、いよいよ夏がやってきました。
暑くてもマスクが必須のご時世、熱中症にはくれぐれも気を付けてお過ごしください。

ところで、マスクをしていて、口臭が気になることはありませんか?

口臭の原因とはいくつかあります。

・口腔内にいる細菌が発するニオイ
・内臓疾患等によるニオイ
・ニンニクなどのニオイの強い食べ物やタバコのニオイ
・緊張やホルモンバランスの乱れによるもの      など…

色々ある原因の中で最も多いものが、1つ目の「口腔内の細菌によるもの」です。
歯周病菌が発するガスやむし歯菌によるニオイ。

歯垢や歯石、舌苔…これらは細菌の巣窟です。また、これらを放っておくと歯周病やむし歯の原因にもなります。
これらの「細菌」を取り除くと口臭は軽減します。ぜひ歯科で定期的にケアを受けてください。

また、マスクを付けて呼吸をしているうちに、唾液がマスクに付着し、マスク内の湿度が上がり、雑菌が繁殖しやすくなります。特に気温の高い夏は繁殖しやすいと言えます。

また、鼻呼吸は口呼吸よりもウイルスを体内に取り込みにくいので、できるだけ鼻呼吸をすることを心がけるようにしましょう。マスクをこまめに交換することもいいですね。

高齢者の「フレイル」にご注意ください

こんにちは。青森市 本田歯科医院 院長の本田です。

大型連休も終わり、沖縄はすでに梅雨入りしましたね。

これから全国的にジメジメした季節になりますが、気持ちは明るく過ごしていきたいものですね。

今、みんなの気持ちに暗い影を落としている新型コロナウイルス。少しずつ自粛解除の動きとなってきていますが、まだまだ油断できません。リスクが高いとされているため、家に閉じこもっている高齢者も多いと聞きます。

周囲の方とのつながりが減り、一日中TVを見ていたり、動かないのでお腹も空かず、食事を抜いてしまったり…。そんな生活が続くと次第に身体の動きが低下し、心のバランスが崩れ、今までできていた散歩や活動がおっくうになったり、疲れやすくなったりします。

これをフレイル(虚弱)といいます。フレイルが進むと、感染症なども重症化しやすい傾向があります。

実は、お口の健康は身体全体の「フレイル」に大きく影響を与えます。お口のフレイルを「オーラルフレイル」といいます。

食は元気の源です。外出がしにくい今だからこそ、意識的に体を動かし、3食しっかり食べるようにしたいものです。おしゃべりをしてお口の筋肉を動かすことも立派なフレイル対策です。直接会いに行けなくても電話をしたりして、積極的にかかわって助け合いましょう。

 

こんな時だからこそ気をつけよう

こんにちは。青森市 本田歯科医院 院長の本田です。

「STAY HOME」「おうちにいよう」という合言葉とともに、家で過ごす時間が増えていることと思いますが、みなさんいかがお過ごしですか?

自宅勤務にいそしむ方や家事に大忙しの方…。

お子様方はもちろんしっかり自宅学習でしょうか?

家で過ごす時間がこんなにあるなんていうことはなかなかあるものではありません。せっかく家で過ごすのなら、できるだけ有意義に過ごしたいものですね。

おうち時間の楽しみはやっぱり食事やおやつの時間ですね!

お子様と一緒におやつ作りを楽しんでいる、というお話しもよく聞きます。

おいしく楽しく過ごすのはもちろんステキなことなのですが、ついうっかり一日中なんやかんやと食べ続けてしまっている、ということはないでしょうか?

甘いものを食べるとお口の中が酸性に傾き、歯の表面を守っている硬いエナメル質が溶けだして(脱灰)ごく微小なむし歯の状態になり、それを唾液の力で修復(再石灰化)しています。

そういったことが私たちのお口の中では繰り返されているのです。

しかし、ダラダラと食べ続けてしまうとお口の中が酸性に傾いたままになり、脱灰が進んでしまいます。それが繰り返され、やがて唾液の力だけでは修復しきれない段階までくると「むし歯の治療」が必要になります。

「おうちにいよう」の今だからこそ、自分の体にはいつも以上に気をつけたいものですね。

規則正しい生活、食べたら歯みがき!」を心がけましょう。

明るい春を過ごしましょう!

こんにちは。青森市 本田歯科医院 院長の本田です。

まだまだ寒暖の差はあるものの、すっかり春めいた気候になって参りました。

今年は新型コロナウイルスの流行によって社会の経済活動に大きな影響がでており、また、全国で休校の措置が取られるなど、何かと暗いニュースが続いております。

それでも使われなくなった給食材料をみんなで協力して消費や購入をしようという声が自然とあがったり、休校中の女子中学生がマスクを600枚以上も手作りして寄付した…というような心温まる話題を聞いたりするとパアっと明るい気持ちになりますね。

終息までにあとどれくらいかかるのかまだわかりませんが、手洗い、うがい、人混みには行かない、換気を心がける…など、一人一人が気をつけることが今は大切ですね。

春休みに入ったとはいえ、今年は外出を控える方も多いのではないかと思います。

学校がお休みのお子さん方は、時間を持て余している…なんていう話もチラホラ。

この機会に歯科検診を受け、新学期に備えて歯をきれいにしておいてはいかがでしょうか。新年度が始まると間もなく学校歯科検診もあります!

春休み中にお口の中をチェックして、むし歯があったら時間のある今のうちに治しておきましょう。その他にもプラークや歯石の除去、フッ素塗布などを行っておくと安心して気持ちよく新学期が迎えられそうですね。

特に学童期は永久歯への生え代わり時期で歯磨きがしづらいものです。歯磨き指導などもいたしますので、困ったことがありましたらお気軽にご相談ください!

3月の医院からのお知らせ

 

3月20日は休日救急診療(9時〜12時)を行います。

何かございましたら、ご来院ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

花粉症のせいでお口の環境が悪化!?

こんにちは。院長の本田です。

今年は新型コロナウイルスの影響でマスクが手に入りづらい状況が続いているようです。

そろそろ花粉症が気になる季節ですが、こちらもマスクは必須アイテムですから、早く手に入りやすい状況が戻るといいですね。

花粉症の時期になると「口が臭いな…」と感じる方がいらっしゃると思います。

花粉症の症状で鼻詰まりになると口呼吸になり、お口の中が乾燥しやすくなります。

お口の中から唾液が減ってしまうと、細菌が繁殖しやすくなって、口臭が強くなる原因となります。もちろん歯周病菌やむし歯菌も増殖しますので、これらの危険性も高まるということになります。

鼻詰まりだけでなく、花粉症のお薬の副作用で唾液が減ることもありますから、対策が必要ですね。

お口の中の乾燥を防ぐには、手軽にできる唾液腺マッサージが有効です!

①耳下腺マッサージ

耳たぶのやや前側、上の奥歯あたりを指全体でやさしく押しながらマッサージします。5~10回繰り返しましょう。

②顎下腺マッサージ

あごの骨の内側に指をあて、耳下からあごの先までを優しくマッサージします。こちらも5~10回程度繰り返してください。

③舌下線マッサージ

あごの先のとがった部分の内側を、下あごから舌を押し上げるように押します。自分で行う場合は、両手の親指を使うと良いでしょう。これを5~10回繰り返します。

他にも、しっかり水分補給したり、ガムを噛んだりすることも効果的です。(ガムはキシリトール入りのものを選んでくださいね)

プラーク(歯垢)もつきやすくなっていますので、普段以上にしっかり歯みがきを行いましょう。歯間ブラシやデンタルフロスなどを使って、歯と歯の間のお掃除も忘れずにしてくださいね。

ヌルヌルがツルツルに!

こんにちは。院長の本田です。
1月18・19日に今年で最後となる大学センター試験が行われましたね。

東京のセンター試験のニュース映像は雪景色の印象が強いな…と思って調べてみたところ、実際、雪の日が多いようです。

2000年~2018年までの東京のセンター試験当日の天候は19年間で雪の日(みぞれも含む)は4回。
雪の確率が約20%…。
東京で1月に雪が降る日の確率は9%なので、なんと2倍以上の確率!

半分は晴れの日が占めているのですが、どうしても悪天候のイメージの方が強くなってしまいますよね。今年も暖冬と言われている中、当日は雪交じりの雨模様でした!

ところで、みなさん歯がヌルヌルしていませんか?
これは、歯についた「バイオフィルム」です。
このバイオフィルムは排水溝などにつくヌメリと同じもので、発生している細菌を守るバリヤーとなってしまいます。このバリヤーの中でむし歯菌や歯周病菌などが増殖し、お口の中の環境が悪化していきます。

しかし、バイオフィルムは普段の歯磨きで除去できるものではなく、また、殺菌剤や抗生剤なども跳ね返してしまうような強固なものです。歯科で機械的な除去(PMTC)を行うしかありません。

PMTCでバイオフィルムの除去を行うとむし歯や歯周病の予防になるだけではなく、お口の中がサッパリし、歯もツルツル、口臭も軽減されて良いことづくめです。バイオフィルムは3~4カ月ほどのサイクルで出来るといわれます。お口の環境を守るためにぜひ定期的にお受けくださいね。

年末年始診療についてお知らせ

年末年始の診療日程

12月30日(月) 12時30分まで診療
12月31(火)日〜1月3日(金)まで 休診
1月4日(土) 12時30分まで診療

以上、どうぞよろしくお願いいたします。

今年もありがとうございました

こんにちは。院長の本田です。

いよいよ年の瀬となり、あわただしい日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。大掃除は進んでいらっしゃいますか?毎年、寒くならないうちに計画的に少しずつ進めておこう、と思いながらも、結局は年末の休暇に入ってからようやく重い腰をあげ、やっぱり今年もバタバタ…ということになりがちですよね。

計画的に進めておきたい、というのは歯科治療でも同じことがいえます。
歯科治療は一度で済むものもあれば、数回のご来院が必要となるものもあります。

特に、

・結婚式までに歯を白くしたい!
・妊娠中の安定期に治療を受け、口腔内のケアをしておきたい!
・3月に引越しをするからそれまでに気になっているところを一通り治療しておきたい!

というような期日や期間が決まっている場合は、まずは一度ご相談いただき、無理のないスケジュールで、余裕をもって受診されることをおすすめいたします。

1年が経つのはあっという間でしたが、今年も多くの患者様にご来院いただき、色々なことを経験し、学ばせていただきました。本年も大変お世話になり、誠にありがとうございました。当院スタッフ一同、心より御礼申し上げます。

少し早めではございますが、年末のごあいさつとさせていただきます。
皆様、良い年をお迎えくださいね!

顎が疲れていませんか?

こんにちは。院長の本田です。

もうすぐ11月。今年も残すところ2カ月となりましたね。

秋も深まり、これから寒さが増してきますが、ピュ~っと吹く冷たい北風に、思わず首をすぼめてぎゅっと歯を噛みしめていた…という覚えはありませんか?

実は上下の歯が触れ合っている時間は1日平均17.5分と、非常に短い時間だと言われます。本来は食事や会話の時に瞬間的に触れ合うだけで、普段は離れているものです。

しかし、何かに集中している時やTVを見ているようなふとした瞬間に、気づくと歯が触れ合っている。これが「噛み合わせの癖」。専門用語でいうとTCH(Tooth Contacting Habit:上下歯列接触癖)といいます。

「夜中、歯ぎしりしてるよ」と家族に言われる方。これもTCHです。
起きている時に「ギリギリ…」と音が鳴るほど力を入れることはかなり難しいですよね。

歯ぎしりはとんでもない力で食いしばっているのです。
音を出さずに静かにグッと噛みしめて眠っている人もいます。
朝起きて顎が疲れていることはありませんか?

頬に手を置き、軽く上下の歯を触れ合わせるくらいの力で噛むだけでも顎の筋肉が動くのがわかります。歯ぎしりや噛みしめでどれだけ歯や顎に負担がかかっているか想像に難くないですね。

歯ぎしりや噛みしめは、歯が割れる・欠けるといった直接的なダメージはもちろん、冷たいものがしみる・顎の痛み・頭痛・肩こりなどを引き起す原因となります。

日中の噛みしめを防ぐ手軽な方法があります。

それは…仕事中に使うパソコンやTVなど、普段から目につくところにフセンを貼っておくだけ!そのフセンが「あ、歯を離さなきゃ」と気づく目印になってくれます。

精神的なストレスは大敵です。
睡眠時の歯ぎしりや食いしばりを防ぐためには、眠る前には特にリラックスを心がけ、質の良い睡眠をとるようにしましょうね。