過ごしやすい秋の陽気になってまいりましたが、最近は寒いくらいですね。秋は秋の味覚が豊富で、ついつい食べ過ぎてしまうところですが、秋は食欲だけでなくスポーツの秋とも言われますね。

 

 

ではなぜ『スポーツの秋』と言われるようになったのでしょうか。

 

 

これは、ご存じの方も多いかと思いますが、1964年10月に東京オリンピックが開催され、10月10日が開催日だったことがきっかけで10月10日は体育の日と制定されました。その前後にスポーツに関するイベントや運動会などが開催されることが増えたことにより、秋にスポーツのイメージがついて『スポーツの秋』と言われるようになった、という説が有力のようです。

 

 

現在は体育の日は暦の並びによって毎年変わってしまいますが、未だに10月10日と言われると『体育の日』というイメージが頭に浮かびますね。

 

 

実はこのスポーツというのは歯とも深い関係があります。

 

 

競技によって違いはあると思いますが、瞬間的に歯を食いしばった時には、全身の筋力がアップして本来持っている力を発揮できる状態になると言います。この時に歯にトラブルがあったり、噛み合わせが悪かったりするとその力を十分に発揮することが出来ません。

 

 

例えばオリンピック選手のむし歯についてある企業が調査をしたところ、むし歯がないと答えた選手は男子53.3%女子62.7%であるのに比べ、一般の25歳の平均は男性が26.3%、女性が40.9%という結果でした。やはり世界で活躍するスポーツ選手は歯を大切にしているということがわかりますね。

 

 

トップアスリートは、厳しい練習をしたりポジティブな感情を保つよう努力するだけでなく、バランスの良い食事などの生活習慣、さらには自身の身体に最大限の力を発揮させるためにむし歯の治療や矯正をしたりと、口腔内のケアも意識をすることで素晴らしい結果を残せているのですね。

 

 

でもこれはスポーツ選手に限ったことではありません。私達の日常生活の中でも重い荷物を持ったり、踏ん張ったりと、強い力を発揮することがあると思います。こういった、一瞬でも全身の力が必要とされる時にむし歯や噛み合わせの問題などで力が半減してしまったとしたら、自分の体力にも自信をなくしてしまうことになります。そんなことになったらもったいないですよね。

 

 

このように歯は健康な身体で日常生活を送るために、とても重要な役割を持っています。歯みがきはもちろんですが、お口の中で疑問に感じる事があったら、早めに歯医者さんにご相談ください。

 

 

そして、3年後には『2020年東京オリンピック』が開催されます!世界のアスリート達がこの日本で、精一杯の力を発揮して記録更新する姿をみることができるのは今からとても楽しみです。私達も精一杯応援したいですね!