生活習慣と歯周病)

生活習慣と歯周病

歯周病は生活習慣病です。つまり、毎日の生活が歯周病に大きく影響しており、歯周病にかかりやすくなったり進行を早めたりします。毎日の生活習慣の改善は、歯周病のケアにとってとても大切です。

食生活を改善しよう

歯周病の原因となる歯周病菌は糖分によってどんどん増殖していきます。糖分のとりすぎは肥満だけでなく、歯周病のリスクも増大させます。また、間食のしすぎはむし歯の原因にもなるので注意が必要です。

また、歯周病は糖尿病の進行と深く関わっています。普段から高カロリー、高脂肪、塩分過多な食事を控えるよう、注意しましょう。特に歯周病にはこれが良い!という食事はありません。ビタミン、カルシウム、タンパク質、鉄分などを含んだバランスのよい食事を心がけましょう。
負のスパイラル

②喫煙を控えよう

喫煙の影響は、歯周病にも深く及びます。喫煙者が歯周病になる確率は2倍~6倍にもおよぶという統計結果もでているほど。しかも、一度歯周病になってしまうと、喫煙者は進行が早く、さらに治療をしても治りにくくなります。歯周病をはじめ、あらゆる健康面に悪影響を与えますので、喫煙はできるだけ控えましょう。

喫煙・歯周病になる確率

③ストレス・睡眠不足

ストレス・睡眠不足イメージ 歯周病の原因は細菌によるものです。つまり、体の抵抗力が下がってしまうと、歯周病菌が繁殖してしまいます。ストレスや睡眠不足は、体の抵抗力を奪ってしまうので、結果的に歯周病にもなりやすく、また、治りも悪くなってしまいます。規則正しく、ストレスの少ない生活を心がけましょう。